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脳梗塞からの復活 ９年の挑戦記
序章 NO1
家内が叫んだ。それって、脳梗塞じゃない！朝起きてすぐの事であった。トイレに行くのに、まっすぐ歩けない。
午前７時、何はともあれ病院へ。
知人のタクシー会社を呼んで私立病院へ向かった。
これが間違いだった。
・救急車で行くべきだったのである。
・後で、気づいたが金曜日の公立病院もまずかった。
後日、家内に聞いた話だが、たかが１５分～２０分位のタクシーの中でも、症状はどんどん重くなって、病院に着いた時にはもう歩けなくなっていたとの事。
家内は、とっさに近くにあった車いすを取り寄せ、タクシーに横付けし
何とか受付に行き症状を告げた。
偶然だが、家内は同日午後、目の手術で同病院に入院が決まっていた。
受付でいろいろ聞かれた後で、診察に及んだのは昼頃だった。
体の反応を色々検査されたが、元々、スポーツ好きで、トライアスロン愛好家だったので
まだ反応はそんなに悪くなかった。
一般検査では、決定的な脳梗塞を断定できるほどの反応はなかった。
「２～３日、入院したらよくなるでしょう。」と、診断され、（一過性虚血発作）
そのまま入院したものの、色々な曲折を経て、もう９年になる。
そういえば、その前夜はなぜか一晩中、布団の中でうなされていた。
脳梗塞の症状が始まっていたらしい。
その原因は、脱水症状が原因であろうことはわかっている。
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